岡田克也副総理の来和!
今日は、民主党和歌山県連の大会。その記念講演会に岡田克也副総理に来和いただきました。
県連大会は、阪口直人代表を再任し、無事終了。
衆議院選挙必勝決議の前に、県選出三代議士の決意表明がありました。
午後からは、大学生とのタウンミーティング「大学生VS国会議員 直球Voice!ホンネTalk!」を開催。
和歌山大学や近畿大学などの学生さん150人が集まってくれました。
吉本興業の住みます芸人である「ワンダーランド」をゲストに、モデレーターは、さこのりこさん。アシスタントは関西学院大学の山下花波さん。
岡田副総理と私が、学生さん達の質問に答える形で、1時間半の討論会。
まじめな質問や、議論が飛び出し、「近頃の若い者は、、、しっかりしてるがな、、。」と再認識。
私からは、最後のメッセージとして次のようなことを申し上げました。
「ここにいる皆さんの中にも東北に行かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、多くの学生さんたちもボランティアにかけつけてくれました。
震災の時にみた市民がお互いを助け合う力強さ、そしてきめの細やかな支えがどんなに被災者の方々を救ったか、本当にこれが日本人の強さ、やさしさだとしみじみと感じさせられました。
私は、これからは、役所が復興を指示していくのではなく、市民が中心になっていろいろな議論をし、新しい公共を考え、それを国や県、市がそれをささえていくというのが、理想的な形なのではないだろうかと考えています。
そういうカタチを日本で推し進めるためには、まず人と人とがコラボレーションすることができるインフラの整備の強化が必要です。
つまり地域で、ボランティア、消防団、町内会、社会的役割を果たしているNPOの活躍をもっともりあげることがとても重要だと思うのです。
災害でなくても、個々の問題は沢山あります。しょうがい児の兄弟のこころのケアを支持したい人もいるだろうし、発達障害の子供を支えたい人もいるだろうし、老人の福祉を助けたい人もいるでしょう。
自分の関心の深い分野での支え合いがこれからもっと重要になっていきます。
しかしボランティアの活動を支えるためには、人々の善意だけでは足りません。
助け合いの輪を「確実に」「長期にわたって」広げていなくてはなりません。中心になって組織する人たちがずっと無職で無料で支えるというのは無理があると思うのです。
昨年6月に私が実務の責任者となって、NPO法改正法案が超党派で成立しました。
これはメディアではあまりというかほとんど伝えられていませんが、日本の形を変える画期的な法案です。
この新税制により、認定NPO法人への寄附について初めて税額控除が導入されました。善意で色々な活動をしている人たちに寄付したお金が半分、税金の控除の対象になるのです。
ですので、多くの寄付が集まりやすくなるというわけです。寄付が集まれば、長く継続的な活動が可能になります。ボランティアだけではずっと続けられないインフラ整備ができる本当に大きなインパクトのある法案です。
10年後にNPOが日本をもっと元気にしていると思います地味に見えるかもしれませんが、こういう日本の形を支えるような法案は非常に大事です。
そして、このような新しい公共を支えるのは、まさに若い皆さんなのです。」
(ワンダーランドのお二人と一緒に記念撮影)
ワンダーランドのお二人のおかげで、笑いからスタートでき、会場もリラックス。活発な質疑ができたのは、彼らと、さこさん、山下さんのおかげです。心から感謝です。
岡田副総理にも強行日程の中、和歌山の大学生に心底付き合ってくださり、重ねてお礼申し上げます。
私たちのために。
私たちの子どもたちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。