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2012年6月4日

社会保障と税の一体改革特別委員会の地方公聴会


(福島での地方公聴会の模様)

 今日は、社会保障と税の一体改革特別委員会の地方公聴会。

 私は、福島県での第1班の公聴会に派遣されました。第2班は兵庫県でした。

 前日から上京し、午前9時40分発のやまびこ55号で福島に。中野寛成委員長をはじめ、各党の理事、委員と一緒です。

 地方公聴会は、午後12時半から午後3時50分まで。

 福島県白河市の鈴木和夫市長さんをはじめ、経済団体、連合、認定こども園や医療機関の代表に加え、現場の税理士さんなど8名の皆さんからご意見をうかがいました。

 お一人の持ち時間は10分ですが、どなたも時間内に、要点をわかり易く説明いただきました。

 政府案への賛成、反対それぞれに多様なご意見をいただき、議論が一層深まりました。

 また、東日本大震災の津波、震災の被害、特に福島原発の事故による直接の被害や風評被害の厳しさもお話しくださり、被災地の実情を再確認させていただくことができました。

 私も質問に立たせていただき、消費税の低所得者対策として、軽減税率が良いのか、給付付税額控除が良いのか?まずお聞きしました。

 また、簡易課税や免税点1000万円などによる益税問題なども質問しました。

 医療関係の方々には、社会保険診療が非課税になっていることの評価もお聞きしました。

 そして、申し上げたのは、「実は、賛成論にも反対論にも一理あって、話し合えば話し合うほど問題は複雑です。今日のご議論でもそのことがよくわかりました。しかし、これ以上、孫や子どもにつけを回せない厳しい財政事情の下で、決められる政治をするために私たちは悩んでいます。今後の委員会審議では、今日の有意義なご議論も参考にさせていただき、決めていきます。」と。

 今日の地方公聴会の総論は、「天下りの廃止や無駄遣いの排除など行財政改革などやるべきことはあるし、景気の回復、デフレの解消なども必要。」

 そして、消費税の前に、まずそれをやるのか、同時並行でやるのか、おおまかにはそのような差異ではなかったかと思います。

 終わってから、各党の委員の皆さんとお話ししましたが、ほんとうに有意義な公聴会だったことに共通の認識が得られました。

 帰りは、午後4時54分初のやまびこ62号で東京駅に。

 明日から、再び特別委員会。午前9時からの7時間コースが待っています。

                    私たちのために。
                    私たちの子供たちのために。  
                    私たちの大切な人のために・・・。
                    信じられない政治に終止符を打つ。 

名将 西本幸雄展

2012年6月3日

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社会保障と税の一体改革に関する特別委員会審議日程

2012年6月5日