エンジン01文化戦略会議 オープンカレッジin鳥取
(エンジン01文化戦略会議 オープンカレッジin鳥取で語る岸本周平)
今日は、羽田空港から鳥取に飛びました。
毎年行われる「エンジン01文化戦略会議 オープンカレッジ」が鳥取で開催されるためです。
私の出演は、「誰にでもわかる国防論」です。エッセイストの南美希子さんが司会。お相手は拓殖大学の森本敏教授と、同志社大学の村田晃嗣教授の両大御所。
森本先生、村田先生は、文字通り、私の安全保障問題のお師匠さん。
師匠の胸を借りるつもりで、いくつか提案しました。
南さんは、趣味が安全保障と言われるだけのことがあって、テキパキとコーディネーター役をしてくれました。
北朝鮮問題、日米安保、集団的自衛権などの議論の他、村田先生に教わったのですが、福沢諭吉翁がこんなことを言ってるんだそうです。
「地方の独立がなければ、外交の独立はない。」 つまり、国に頼らず、地域の自主性を重んずる市民がいない国では、国家の独立を守る気概のある国民は育たないということだと。
出演者でありながら、勉強になることだらけの90分でした。
その後は、鳥取砂丘 砂の美術館の製作過程の見学。
夜は、「夜楽」に参加。地元のレストラン25軒が舞台です。スピーカーが数人ずつ分かれて、地元の皆さんと、食事をしながら意見交換会。
私は、経済評論家の勝間和代さん、歴史家の井沢元彦さん、照明家の海藤春樹さん、ユングの研究者宮野素子秋田大教授と同じチームでした。
勝間さんとはいつも、エンジン01の勉強会で一緒ですが、初めての先生も気さくな方ばかりで、鳥取の皆さんと一緒に楽しい時間が過ごせました。
今週は、3日間、社会保障と税の一体改革で厳しい日々が続いていましたので、久しぶりにお目にかかるエンジン01メンバーとも、ゆっくりお話はできて、良い息抜きになりました。
明日は、朝一の飛行機で地元に戻ります。
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。