社会保障・税一体改革合同会議
今日は、消費税法案と厚生年金法案の事前審査のため、関係する厚生労働や財務金融の部門会議と、税調、社会保障調査会などとの合同会議が開かれました。
社会保障と税の一体改革に関して、これまでも、順調に法案審査が進み、「雇用保険法等の一部改正法案」、「国民健康保険法の一部改正法案」、「国民年金法等の一部改正法案」など5本の法案が国会に提出されています。
今回、「消費税法等改正法案」と「厚生年金法改正法案」が同時に審査されるため、関連部会と税調などの合同会議が開催されることになりました。
この後も、「被用者年金制度の一元化等法案」や「健康保険法の一部改正法案」などが党内の審査を経て、次々に、国会に提出される予定です。
社会保障と税の一体改革に関しては、昨年から、何度も党内で審議を行い、今年の2月には「大綱」として閣議決定されています。
そのことを法案化するわけですが、その前に、党内の政策調査会の各部門会議で審査するのがルールです。
今日は、午後5時から、休憩をはさんで、9時まで、法案の説明を政府側から聞いて質疑応答しました。
その間、議論の前提として、①経済の見方、②与野党協議のあり方、③議員定数の削減、④行政改革について、これまでの党内の議論を踏まえて、前原誠二政調会長からコメントが出され、会場の参加者から了承されました。
「トーキングポイント」として会場に配られた内容は、以下の通りです。
①名目成長率3%、実質2%は閣議決定されており、日銀と連携して実現していく。
②与野党協議を何度も呼びかけたが、応じていただけない。3月末までに法案としてまとめて頂く中で、法案にして野党に呼び掛けていき、ていねいに国会でまとめていきたい。
③2014年4月の増税時までに定数削減がなされていなければならない。
④国家公務員給与削減は7.8%マイナスを2年間と決めた。公務員総人件費削減も含め、徹底して身を切る努力は続けていく。
そして、条文の審査に入りました。論点がたくさん出されて、初日としては、とても充実した質疑になったと思います。
明日は午後5時半から、政府からの宿題返しと条文審査が続けられます。おそらく、深夜まで続くと思われますので、議事進行役の私としては、ペース配分も含めて、充実した審議となるよう、頑張ります。
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。