民主党税制調査会始動!
(税制調査会総会の司会進行をする岸本周平。)
今日は、臨時国会の最終日でしたが、あっさりと14日間の会期延長が決まりました。
4日間で閉じるけれども、予算委員会を閉会中審査の手続きで行う、、、というシナリオにはちょっと無理がありました。与党議員の間でも、会期延長に意外感はまったくありません。
私は、今国会では予算委員にも任命されましたので、再来週にも予算委員会デビューとなります。
そんな中でしたが、民主党税制調査会の総会が開催されました。
役員の承認と今後の進め方の説明の後、復興債の財源問題がテーマになりました。
新しい執行部体制では、政調会がこれまでよりも、しっかり政府との事前調整をすることになり、税制調査会も政調会の下に、復活しました。
自民党時代の党税調は、政調会よりも権限が強く、政府税調は形式だけでした。その結果、族議員が党税調を利権政治の舞台として利用するという悪弊が指摘されていました。
そこで、政権交代によって、政府税調を政務三役で構成して、最終決定機関としました。そして、党税調は廃止。
しかし、その結果、政府に入らない国会議員の意見が税制改正に反映されないとの批判が出ました。
昨年は、政府への提言機関として、政調会が復活し、税制改正ロジェクトチーム(PT)ができ、中野寛成座長が政府税調に参加して、発言をする仕組みとなりました。
今年は、さらに一歩進んで、党税調が復活。藤井裕久会長、中野寛成会長代行体制となり、中野会長代行が政府税調に出席することにしています。
私は、前の税制改正PTに引き続き、事務局次長として、総会の司会進行を任されました。
今日の夕方、政府税調では、復興財源のパターンを3種類提示して議論をするとのことでした。政府と交渉をして、異例ですが、政府税調の前に説明をしてもらうことにしました。したがって、資料は要回収という前提で、マスコミもクローズドにしました。
今回は、情報共有のための会議でしたが、来週は、ゆっくりと時間を取って、党税調の議論を重ねる予定です。
秋とは言え、まだまだ暑い日々ですが、来年度税制改正に向けての活動が始まりました。
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。