台風１２号による被害はたいへん大きなものとなっています。

　現時点で、民主党和歌山県連の対策本部で把握している情報では、死者２２人、行方不明者３４人、重傷３人、軽傷３人、住宅全壊６０棟、半壊６棟、一部破損２１棟などとなています。

　今日の夕方の段階で、孤立集落が３２地区、その内、９地区は連絡も取れない状況です。

　昨日から、阿久津内閣府大臣政務官に来ていただいていますが、明日６日、平野防災担当大臣を団長とする政府視察団が和歌山県に入ってくれます。

　すでに、和歌山県は災害救助法の適用対象になっています（９月２日）。

　９月３日には、和歌山県知事から自衛隊に災害派遣要請が行われ、人員約３６０名（延べ５８０名）、車両約９０両、航空機３機が出動しています。

　自衛隊の皆さんは、新宮市の孤立者の救助と行方不明者の捜索に取り組んでくださっています。

　滋賀県警、京都府警、大阪府警からも１００名を超える救助隊を出してもらっています。

　また、電力、水道、電話などのライフラインも現在、復旧への努力をお願いしていますが、なかなか、進んでいない地区もあります。

　明日の平野大臣の視察団には地元三区の玉置代議士が県連対策本部を代表して同行します。

　行方不明者の捜索、孤立地区への連絡、ライフラインの早期の復旧など、政府をはじめ関係各位と連携しながら、できる限りの活動をしてまいります。