伊太祁曽神社のお祭り
(スサノオノミコトをお祭りする祇園神社の建替え工事完成し、神様の遷座祭。)
新内閣発足前のあわただしい日々ですが、昨晩と今朝、地元和歌山の伊太祁曽神社のお祭りに参加するため、とんぼ帰りの日程でした。
9月1日の午前零時。スサノオノミコト(須佐男神)をお祭りしている祇園神社の建替え工事が完成し、神様の遷座祭が行われました。
伊太祁曽神社の神様は、スサノオノミコトの息子さんのイタケルノミコト(五十猛命)です。
本殿は、最近、屋根の葺き替えも終わり、立派になったのですが、親御さんのお社が長年の風雨によって、老朽化していました。
崇敬会の大徳寺昭輝会長の音頭で、一回り大きくて、立派なお社に建替えができました。
神様は、工事中は、本殿に仮住まいします。そして、今日の零時に、本殿から、新築の祇園神社に「引越し」をされたのです。
私は、神様の「引越し」に立ち会うのは二回目です。
最初は、イタケルノミコトの荒御霊をお祭りする「気生神社」の遷座祭でした。
神様が白い布に囲まれて、人間の目には見えない形で、移動されます。
照明をすべて消した、真っ暗闇の中、かすかな光の中の神事です。
おごそかな気持ちにさせられます。
その後、午前9時からの月並祭と遷座奉告祭にも参列しました。
玉串を奉奠(ほうてん)した時に、「野田新内閣が震災からの復興、原発問題の収束、日本経済の復活に力を尽くすことができますように。」心をこめてお祈りしました。
(建替えられた祇園神社。材料のヒノキは伊勢神社で使われるものと同じです。)
その後、ただちに関西空港経由で上京してきました。和歌山滞在時間、半日超の強硬スケジュール。でも、良いこともありました。
実は、昨晩は、午前零時のお祭りに間に合えばよいので、最終便で帰和の予定でした。
ところが、急に、支援者の奥様の訃報に接し、東京のスケジュールをキャンセル。早めに帰って、お通夜に間に合うことができました。
これも、スサノオノミコトとイタケルノミコトのお導きかと、感謝しています。
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。