がんばれ!ニッポン!
連休中にワシントンで国際会議に出たことはブログに書きました。
英語の表現と日本語の表現の違いに、つまり、、、伝えきれない部分を久しぶりに感じました。
「がんばれ!」というのにぴったりくる英語表現はないと思います。
「もったいない!」という英語の訳もありません。
英語では、「がんばれ!ニッポン」は普通、「We can do it! Japan!」です。大リーグの「Japan Day」の試合の応援団の垂れ幕にもそう書いてありました。
日本人が誰かに直接「がんばれよ!」と言う時には、「無理すんなよな!」というニュアンスの時も多いです。これは、きっと「Please! Take it easy!」ですよね。
うつ病の患者さんに、「がんばれ!」は禁句だそうです。 「これ以上、、、どうやって、がんばればいいんですか?」という反応になりますから。
状況は違いますが、、、被災されている方に、「あなた!がんばって!」というのは、やはりちょっと違うんでしょう。
英語表現の「We can do it!」の主語は「私たち」です。 「一緒に、この苦難を乗り越えていきましょうね。」という感じでしょうか。
「Do your best!」が、、、、「がんばれ!」というのでもないです、、、、ね。
その他、英語の応援表現では、「Hurray! Hurray!(ヒューレー!ヒューレー!)」というのがあります。チアガールがアメリカン・フットボールの試合で叫んでいます。
「hurray」は勇気づける、評価する、あるいは楽しいとか好ましいという意味です。日本の応援団の「フレー!フレー!」はたぶん、ここから来ていると思います。
「がんばれ!ニッポン!」「We can do it! Japan!」
表現は違っても、世界中から応援してもらっています。
「フレー!フレー!東北!」