和歌山県高病原性鳥インフルエンザ対策本部!
(和歌山県庁で仁坂県知事と打合せ中の模様。左隣は松木農水大臣政務官)
今日は、午前中、寄付金税制の立法準備で会議。午後の衆議院本会議を待っていたところ、和歌山県東京事務所から、「紀の川市で鳥インフルエンザの疑い発生。」との一報が入りました。
簡易検査により陽性反応があり、遺伝子検査の結果待ちとのこと。
発生農場は紀の川市の貴志川町にあり、10万羽の成鶏を飼っている。
これまで、ニュースで見ていたことが、今、和歌山で発生した。
ショックと同時に、すぐに対策を打たねば、、と思いました。
まずは、民主党和歌山県連に私を本部長とする対策本部を立ち上げるよう地元に指示。副本部長は、阪口、玉置両代議士と、浦口県議。事務局長は〆木幹事長。
そして、農水省の松木大臣政務官と連絡を取りながら、善後策を協議。
ともかく、一刻も早く現地に入ることを決定しました。
衆議院本会議が午後6時に終わり、午後8時15分のANA便で松木政務官と和歌山選出の三代議士で関西空港に。
そのまま、和歌山農政事務所に直行。政務官は農水省の、私たちは衆議院で借りた防護服に着替え、和歌山県庁に向かいました。
午後10時45分、仁坂県知事とお目にかかり、県側から状況説明をいただき、対応策につき打合せ。
県からの報告。周囲半径10キロ以内を移動制限区域とする防疫体制を確立し、10万羽すべての殺処分。動員計画は、県庁職員360名が三交代で対応。県知事から自衛隊の災害出動も要請し、明日から出動していただけることに。
すでに、この会談中にも殺処分がスタートしているとのこと。県の迅速な対応に感謝。
松木政務官からは、「国としてもできるだけのバックアップをする、明日には防疫の専門家を派遣し、病原体が広がらないようにしたい。また、農家には五分の四の援助、処理費用の二分の一補助などの制度を迅速に実施する。」
私たち国会議員からは、「東京事務所からの連絡が早く、当方もすぐに対応できたことに感謝。農家への補てんも五分の五になるように国に働きかけたい。明日の朝、現地にうかがて、ご要望をきかせていただく」と。
被害に合われた皆さまに、心からお見舞い申し上げます。また、徹夜の作業をしていただいている県の職員の皆さまにも感謝申し上げます。
(県知事との会談後、報道陣のぶら下がり取材を受けました。)