来年の課題
国家戦略室担当の政調会長補佐として、来年の課題を模索中です。
今年の参議院選挙前に、「国家財政を考える会」という議員連盟を立ち上げ、事務局長になりました。
この議員連盟の会長が玄葉光一郎政調会長だったのですが、内閣に入ったため議員連盟の役員ができなくなりました。
そのため、これまで活動を停止していました。まずは、「国家財政を考える会」を再発足して、財政再建への具体的な提言活動を始めます。
昨日も、このブログに書いたように、借金が税収を上回るような「非常識な」予算をこれ以上、続けるわけにはいきません。
年収400万円の世帯が920万円の生活をすることは不可能です。しかも、この家は1億円の借金をしているのです。だから、440万円の借金の内、半分の約220万円を借金の返済に充てています。そろそろ目を覚まさないとたいへんなことになります。
議員定数の削減と、国家公務員の総人件費の削減と並行して、社会保障目的に限った消費税の抜本改革をスタートさせるべきです。
もう一つは、国家戦略の柱としての、日本国ブランドの再定義と文化芸術戦略です。
財政再建のプロセスで、国民の皆さんにはたいへん厳しいお願いもしなければなりません。一方で、成熟した文化芸術大国としての誇りと夢を持っていく必要があると考えます。
その上で、海外に目を向け、日本を世界に開いていく第三の開国に向けて準備すべきです。今、日本の若者が「内向き志向」になって、海外留学生も減っています。
国費で毎年1000人、たとえばセンター試験の上位1000人を海外に留学させる。一人400万円使っても40億円の予算です。帰国後、一定期間、官庁や日本の企業で勤務を条件にすればよい。その後、彼らが世界に雄飛しても、いずれ彼らが日本のために働く日が来れば儲けものです。
私の経験では、海外に出てももまれれば、皆さん「日本が好き」になりますから、大丈夫です。
日本を開国するためにも、日本国のブランディングは最重要課題です。
来年は、国会議員として、政策実現のためにがんばります。