税制改正PT総会、重点事項の取りまとめ完了。
(税制改正PT総会で司会をする岸本周平)
今日は長い一日でした。
午前8時から、税制改正プロジェクトチーム(PT)の総会。23年度の「税制改正主要事項にかかる提言」を取りまとめる最後のタイミングです。
もちろん、予備日として、明日、水曜日の朝も予定はしていました。しかし、できれば、ここで座長一任をいただきたい場面でした。
と言うのは、夜の8時から、租税特別措置に関する民主党の提言への1次査定案が、政府税調側から提示されます。これが相当荒れるはずなので、その前に重点事項は決着させておきたかったのです。
意見の多くは、ナフサや原料炭への非課税の恒久化、中小企業への配慮。法人税を5%引き下げる財源に関して、研究開発税制や受取配当の益金不参入制度などを廃止してはかえって経済成長を阻害する。など、今の景気への配慮が多かったです。
前も書きましたが、自民党税調とは違って、「上品(!?)」で論理的なものでした、、、。
政府税調は増税路線ですが、配偶者控除への所得制限の導入などは、党のPTでは慎重に考えています。
甲論乙駁(こうろんおつばく)ありましたが、30分の延長の後、中野寛成座長が、「皆さんの意見を最大限尊重するので、文章表現は任せてもらいたい。」と締めくくられました。
間髪入れず、司会の私の方で、「それでは、座長一任ということで、了承お願いします。」と申し上げて、拍手で承認いただきました、、、、ホッ、、、汗。
その後は、アメリカ大使館の経済部からジェイソン・ローレンスさんと意見交換。総務省の平岡副大臣と通信政策に関して意見交換。
午前11時からは、自民党の中谷元代議士の部屋で、12月1日に開催するNPO議員連盟の総会の打ち合わせ。超党派で「新しい公共」のムーブメントを起こします。
その後、税制改正PTの役員会。衆議院本会議。午後2時からは、玄葉政調会長を囲み、会長補佐会議。午後3時、常任幹事会。午後4時、政調役員会。そのまま、日経新聞の取材。、、、、と目の回るような一日でした。
締めは、午後8時からの税制改正PT総会。ここでは、租税特別措置に関する党PTの提言への政府税調の1次提案。財務省、総務省の副大臣、政務官が来られて、説明。60人を超える民主党の国会議員が全員、それに対して発言しました。
司会進行は、不肖私、岸本周平。2時間近く、熱い議論が交わされましたが、無事終了。政府は二次提案を金曜日に提示します。
いやあー。長い一日でした、、、、。