小沢一郎元幹事長の強制起訴に関して
10月4日に、小沢一郎元幹事長が東京第5検察審査会により、二回目の「起訴相当」議決の結果、強制起訴されることになりました。
今日は、私が最近の多くの方々のリアクションを直接見て、聞いて思うことを正直に書いてみたいと思います。
私は小沢一郎元幹事長の事務所にいた訳でも、関係者でもないので何が真実で何が真実でないのか、今の時点ではわかりません。 しかしここでポイントなのは、政治金収支報告書の虚偽記載に関して、小沢元幹事長の関与について、今回の強制起訴がなぜ行われたのか、私にはわかりません。
どんな証拠をもとに、その場にいた方々が何を基準に、なぜどのように判断したのか皆さんは知っていますか?
またそこにいたメンバーが誰なのか皆さんご存知ですか?
知らないのに、まるで知っているように思い、小沢一郎元幹事長にやめろと叫ぶ人たちの怖さを私は感じています。
マスコミのリーク報道を元に判断し、安易にやめろと大声をあげることは簡単です。
しかし、日本は法治国家です。有罪なのか無罪なのかは、その裁判の結果を待ちませんか?
何が正しいかを議論する前に、本当に情報は歪んでいないのか?何が真実なのか?知りたくありませんか?
もちろん小沢元幹事長は、ご自身で国会でみなさんに詳細をご説明したら良いかと思います。
大きな金額の土地取引をするのが納得できないというのが率直な国民感情なら、その点も含めて、皆さんに説明するのが政治家の役目です。
そして裁判の結果も見合わせて、皆さんもその時点で判断されたら良いのではないでしょうか。
以上が、小沢元幹事長が離党すべきか、議員辞職をすべきかという点に関しての私の判断です。
たぶん私が優柔不断というコメントが寄せられるのだと思いますが。。。。
多くの人の批難をあびても、逆に裁判で有罪が決まった訳でもなく、ご本人から話を聞いたわけでもない案件(マスコミのリーク情報)について、今の時点での自分が持つ情報だけで、何かを判断するほど未熟な人間でありたくないと思います
皆さん、生きていると正しい正解がある問いにはなかなか出会えませんよね?
ただ私も年を重ねて、いろいろなことを経験してきました。
私の信念は、二つです。
その情報はどこからきているのか、大衆の雰囲気に飲み込まれ自分の意見が歪められないか。
いつもその点を気をつけて決断をしていきたいと思っています。