2010年6月29日
中国と台湾の経済協力枠組み協定(ECFA)
中国と台湾は、今日、中台自由貿易圏の確立を目指す、ECFAに調印しました。
お互いに関税を引き下げて、自由貿易を目指すものです。
実質上、すべての貿易を対象に関税を削減・撤廃すること明記しました。
政治的には、問題を抱える両国ですが、経済的にはすでに融合している状況で、実利を取って、前に進む現実的な方策です。
アセアンを含むアジア地域でも自由貿易協定を前に進めなければなりません。
その意味では、民主党政権が「アジア内需」という以上、日本の国内市場をオープンにすべしとの私の持論を、早く日本政府の政策にしなければなりません。
参議院選挙中で、バタバタしてる中ですが、いささか焦りを感じました。
今のようなスピード感では、日本はアジアの中で取り残されます。
中国や台湾のみならず、誰も相手にしてくれなくなります。
韓国も自由貿易協定の面では、日本の数歩先を進んでいます。
韓国とEUの自由貿易協定は脅威です。
参議院選挙が終われば、財政再建も経済成長戦略も待ったなしです。腕が鳴ります。
そのためにも、この戦いは勝たなければなりません。
私たちのために。
私たちの子どもたちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。