(株)ゲームフリークのオフィス
国会は、本日、参議院決算委員会。私の方は、朝から財務金融委員会の質問研究会。お昼は衆参財務金融委員会の委員長・理事と金融庁政務二役(副大臣、政務官)との打ち合わせと、財務金融委員会の理事としての仕事で追われました。
昨日は、そんな忙しい生活の中ですが、夕方、時間を作って三軒茶屋の(株)ゲームフリークのオフィスを訪ねました。
この会社はポケモンのゲームソフトを開発しています。設立は1982年。社長の田尻智さんを中心として、ゲームファンだった高校生たちが集まってコンピューターゲームの攻略本を作る会社としてスタートしています。
ゲーム担当のメディアコンテンツ課長時代、エンジン01文化戦略会議のパネルで当社の益田順一開発部長さんとご一緒してからのご縁ですが、落選中にも幹部の方々と知り合うご縁があり、今もお付き合いをいただいています。
ゲームボーイソフト「ポケットモンスター赤」「ポケットモンスター緑」が任天堂から発売されたのが1996年です。以来、ポケモンシリーズのゲームを開発し続けています。
オフィスは日経新聞のオフィス大賞を取っただけのことはあって、会議室にはジュピターなどの惑星の名前と部屋のコンセプトがつけられています。
クリエイティブな感性を大切にする会社ならではの素敵なオフィスでした。
海賊版とのいたちごっこの戦いや改造ソフト問題などに悩まされながら、会社を発展させてこられたとのこと。それでも、出来る限り、後ろ向きなことにエネルギーを使うよりも、「こんなにおもしろいソフト、作ったぜ!」ということにパワーを使いたいとのゲーム屋魂を教えてもらいました。
無から有を生む、コンテンツ産業こそが21世紀の日本の成長戦略の柱の一つになるはずです。コンテンツ産業の立場を応援する政治活動を続ける確信を、さらに固める一日となりました。