伊太祁曾神社のお祭り
(五十猛命(イタケルノミコト)の荒御霊が鎮座する気生神社。)
12日午前0時から、和歌山市内の伊太祁曾神社で祭神である五十猛命(イタケルノミコト)の荒御霊をお移しする鎮座祭がありました。
伊勢神宮などは、内宮、外宮ともに、アマテラスオオミカミの御霊と荒御霊を別々に祭っています。伊太祁曾神社も今日からは、同じように荒御霊を別にお祭りすることになり、「気生(キショウ)神社」に祭られることにことになりました。
五十猛命が最初に天下った韓国の地から、荒御霊をいただき、お移しするには関係者の並々ならぬご努力があったそうです。
五十猛命はスサノオノミコトの子どもで、二人の姉妹と三人で日本中に木を植えた木の神様です。和歌山は最初、木の国と呼ばれていました。
いわば、地球環境の元祖のような神様です。荒御霊は特にパワーのある神様ですから、和歌山から、地球環境問題を解決することが可能になります。
深夜の儀式は荘厳で、神秘的でした。午前11時からのお祝いのお祭りも厳粛な中で、大勢の皆様の参加のもと、執り行われました。
芸術家の大徳寺昭輝先生のご尽力と奥宮司ご夫妻の熱い思いで完成したプロジェクトです。末席に連なることができて感動しました。
神話の世界が、現実の世界にも根付いていることにも気がつきました。山川草木に八百万神が存在するという素朴な信仰が、肌感覚で地域には残っていること。4年間の草の根政治活動で得たものでもあります。
私たちのために。
私たちの子どもたちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。