鳩山由紀夫総理所信表明演説
(新人議員懇談会での鳩山由紀夫総理のスピーチ風景:撮影岸本周平)
今日、臨時国会が召集され、鳩山由紀夫総理の初めての所信表明演説がありました。本会議場で、その場に居合わせたことの有難さを痛感しました。
これは、すべて私を応援してくださった和歌山の応援団の皆さまのおかげです。
これまでの所信表明演説は各省庁から「たんざく」という名前の細切れの文章をホッチキスでとめるのが基本でした。ですから、確かに、具体的な数字や政策も書かれていました。
そこに、総理秘書官の中でも学識のある方が、少し色づけするような名文句を追加していました。
今日の鳩山演説は、総理ご自身の言葉で力強く語られていました。
野党の批判は「理念的で、具体論がない。」ということでした。
政治家が理念を語らずして、何を語るのでしょうか!
一切、官僚に触らせない、政治主導の所信表明演説でした。
本会議場は圧倒的多数の与党議員、しかもその半分は私たち新人議員です。ですから、素直に、感動を表現しました。
パラグラフごとに拍手の嵐です。最後は、期せずしてスタンディング・オベーションとなりました。
一方で、野党の野次は、当意即妙のウイットの効いたものは一つもなく、ただただ演説を妨害する程度の低いものでした。これでは、次の政権交代を期待するには、少し時間がかかりそうです。
私自身、「政権交代」こそが民主主義だと信じて4年間頑張りましたから、健全な野党の出現を望みます。
夕方、鳩山総理、小沢幹事長を迎えて、新人議員懇談会が開かれました。
本会議場の興奮がそのまま続くような雰囲気のエネルギッシュな会合でした。
私は、その後、設立メンバーの一人でもある勉強会の夕食会に参加。小林陽太郎前日本ゼロックス会長、福井俊彦前日銀総裁がキーノートスピーカーでした。
充実した一日でした。
私たちのために。
私たちの子どもたちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。