京都国際マンガミュージアム
(京都国際マンガミュージアムの火の鳥モニュメント前で京都市の職員の皆さんと記念撮影)
今日は、いつも通り、午前6時からJR和歌山駅で街頭演説をして、そのまま、8時45分発のスーパーくろしおに飛び乗って、京都へ。
松井孝治官房副長官から、京都の国際マンガミュージアムを視察してから、門川大作京都市長に会ってもらいたいとの電話をもらったのが先週のことでした。
補正予算の中の「アニメの殿堂」が執行停止になったのですが、アニメやマンガなどの日本のソフトパワーをビジネスの面から応援する必要性がなくなったわけではありません。
「アニメの殿堂」は自民党政権の「ハコモノ」中心主義の象徴です。人材育成や著作権保護のための政策経費であれば、批判されることはなかったでしょう。
初代のメデアコンテンツ課長時代以来、コンテンツ産業の理論武装を手伝ってきた私です。マンガミュージアムの実態を見て、民主党として応援する体制を考えろとのことかと思い、すぐに現地に行ったしだいです。
ちなみに、松井副長官とは彼が通産省の官僚時代からの盟友です。
30万点のマンガ関係の資料を収蔵して、年間28万人の入館者があります。このような施設がすでにあるわけですから、「アニメの殿堂」のようなハコモノは不要です。
むしろ、出版業界やアニメの動画協会などとの協力を得て、ソフト面で政策支援ができる体制を整えることが重要だと確信しました。それは私の仕事です。
その後、京都市役所で門川市長と懇談。前教育長でざっくばらんな魅力的なリーダーでした。
和服姿でしたので、「市長、議会開会中は和服ですか?」とお聞きしたら、「いえ、京都の着物をトップセールスしてますので、365日和服です。」とのお答え。
今後の協力をお約束してお別れしましたが、本当のリーダーにお会いできた充実感とその余韻が長く残りました。
私たちのために。
私たちの子どもたちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。