国会開会式
(外交評論家の岡本行夫さんと。場所は岡本アソシエイツの事務所です。)
今日は、国会の開会式。特別国会の最後の日に「開会式」?
開会式は天皇陛下が臨席されます。国会の召集は天皇の国事行為だからです。
衆参両院の議員が、国会前庭に集合して、天皇陛下のお車をお迎えします。その後、全員が参議院の本会議場に入場。その際、座席はフリー。先着順です。
私は、前の方に座りました。参議院の本会議場というさして広くない場に、国民の象徴である天皇陛下、衆参両議長、総理大臣が一同に会する。その様子を見て、「三権分立」の国家の統治機構をビジュアルで感覚しました。
得がたい経験でした。大学で学んだ憲法を肌で感じたような気がしました。
天皇陛下のお言葉の中に「国民の代表である議員諸君」との表現がありました。代議制民主主義の下、衆参両議員の背後に、国民の姿を見ている天皇陛下のお立場が、これもビジュアルで感じることができました。
和歌山1区の有権者を代表している自分の責任の重さを痛感しました。
今回、初めて国会で活動する機会を得て、選挙で選ばれて国民を代表する責任の重さと厳粛さをかみしめることができました。
自ら身を律して、己の能力を最大限に発揮することを心に誓っています。
写真は、外交評論家の岡本行夫さん。官僚時代から20年来、ご指導をいただいています。特に、親しくさせていただくようになったのは、10年前に「アジア再生ミッション」でご一緒してからです。
アジア通貨危機の後の日本政府のあり方を約1年近くかけて研究し、アジア諸国にも一緒に出張しました。当時に比べて、日本のプレゼンスが小さくなったことを憂えておられました。
訪問中に、明日のワシントンポスト紙に掲載する論文の校正をされていて、日本を代表するオピニオンリーダーの仕事ぶりを垣間見ました。鳩山首相を擁護する趣旨だとのこと。明日のワシントンポストを読むのが楽しみです。
私たちのために。
私たちの子どもたちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。