故郷の美しさ
(海南市の中野上地区、周平が子供の頃、泳いだ貴志川の風景です。)
今日も、早朝の駅前街頭演説からスタート。午前6時台でも、日光は容赦なく照り付けました。2時間半の街頭の間に1リットルの水を飲みました。今日、一日では3リットル飲みました。
その後は、初盆のお参りに駆け回りました。たまたま、紀美野町という和歌山市から1時間以上かけて車で走るところまで行きました。選挙区外なのですが、たまたま私の母親の実家の近くです。
貴志川とその背景の山は何物にも変えがたい素晴らしい風景です。偶然、渡った橋から見た景色が懐かしくて、車を止めました。自分で運転していますから、自由自在です。
子供の頃、夏休みになると母親の実家に帰って、川で泳いでいました。上流から下流には浮いているだけで、進みます。海とはまた違う楽しみ方があります。水中眼鏡をかけて唇が真っ青になるまで、遊びました。楽しかった!
私が、初めて泳げるようになったのは小学2年生の夏。
写真のこの川で溺れてからです。当時、私を目の中に入れても痛くないようにかわいがってくれた母方の祖母が付き添いで、ずいぶんと心配をかけました。この祖母は、手放しで「孫の周平」を可愛がってくれました。そんな存在が、今は無さ過ぎるのではないでしょうか。甘やかすと言うのとは違うのです。「一目を置く」と言うか、「全幅の信頼」とでも言う感覚でした。
いとこが大勢いましたので、滞在中の1週間は朝から晩まで、くたくたになるまで遊んでいました。宿題をやった記憶はありません。小学校の6年間は毎年そんな夏です。塾も受験もない子供時代を送れたことに感謝します。
昨日の合唱団の4カ国の子供たちを見ていても、日本の子供たちはどこか萎縮しているような気がします。小学生に受験させるような制度はおかしいです。誰もが判っているんですよ。社会に出た時には、体力とか気配りとか、、、それから、、、やさしさとか、、、。受験秀才にないものが大事だということ。
何より、52歳の私が、今さらながらに、そのことに毎日気づいています。
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。