北川正恭さん「せんたく」を語る
(北川正恭早稲田大学教授を招いた政治スクールであいさつする周平塾長)
今日は、第3回目の「民主党政治スクールわかやま」が開催されました。周平は午前中は、街頭宣伝活動と民主和歌山県連の幹事会に出席。その後、午後1時20分に関西空港到着予定の北川正恭早稲田大学教授を「幸福を呼ぶ濃紺のパッソ」でお迎えに行きました。
北川さんとのお付き合いは、今から8年前、私が経済産業省の課長時代、三重県で開催された「チャレンジドフォーラム」に出席した時以来です。当時三重県知事の北川さんと夜を徹して話し合い、即、弟子入りしてしまいました。
その頃、北川知事と真剣に向き合った霞ヶ関の連中はほとんどが官僚を辞めて、新しい世界に飛び出しています。キャスターの村尾信尚さんや民主党の鈴木寛、松井孝治両参議院議員もそうです。その他にも何人もいます。
北川さんは特殊なオーラのある方で、彼とお付き合いさせてもらってますと「ハッ」と気づく瞬間があります。「周平さんよ、君は官僚で終わる人間やないよ。一回限りの人生や。ガーンと行ったらんかい!」との暗黙の励ましをもらいました。そのことを今日の政治スクールでご披露したら、「周平さんは単に変わり者なので衆議院選挙に出ただけで、私の責任ではありません。」と軽くいなされてしまいましたが、、、。
今日の政治スクールは23人の生徒さんだけではもったいないので、一般公開にさせていただきました。約150人ほどの参加者の前で、熱い熱い「北川節」を90分間聞かせてもらいました。何度も聞いている私ですら、感激して舞い上がるほどでしたから、会場の皆さんには熱いメッセージが届いたと思います。
21世紀の「坂の上の雲」は地方分権と情報公開にある!一人一人が「気づく」ことで日本は変わる!「北京で一羽の蝶がはばたくとニューヨークでハリケーンが生じる!」北川さん得意のレトリックで聴衆を説得してくれました。そして、彼が立ち上げた「せんたく」の運動には「洗濯」と「選択」の意味があることを判りやすく説明していただきました。
今日から、和歌山が変わります。和歌山の皆さんに、私の師匠を紹介できたことが、うれしくてたまりません。北川さんは「岸本周平が安定した生活を捨てて、和歌山に戻って落選しているのは、彼に「政権交代」のミッション(使命感)があるからですよ。」と自分では言いにくいことを代弁して下さいました。北川さん、有難うございました。
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。