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2007年9月20日

大塚国際美術館


       (フェルメールの名画「真珠の耳飾りの少女」の陶板画)

 昨日も今日も、真夏日の中、黙々と和歌山市内を歩いていました。報告事項も同じようなものになりますので、今日は、絵の話しをさせていただきます。私の父親はプロの絵描きだったのですが、私には遺伝子が伝わりませんでした。

 しかし、家の環境が絵描きのそれなので、子どもの頃から絵を見るのが大好きでした。幸い、隔世遺伝で、私の娘におじいちゃんの才能が継がれました。今、娘の藍は武蔵野美術大学でデザイナーへの道を目指しています。

 父親は、貧乏な絵描きだったので、私が生まれたことをきっかけに、絵筆を折り、サラリーマンになって、妹と二人を育て上げてくれました。感謝してもしきれない思いです。そのこともあってか、私がすべてを捨てて、政治家になるという夢に賛成してくれました。

 この絵は、先日の広瀬壮年会のバスツアーで行った「大塚国際美術館」で買い求めたものです。この美術館は西洋の名画約1000点をセラミックの陶板に焼き付けたものを展示していることで有名です。

 セラミックのためか、大きさが等身大なので、本物を見た目で見るといささか物足りない感じです。しかし、お土産用のミニチュア版はなかなか忠実に色が再現されていますので、私の大好きなこの絵をすぐに買いました。

 フェルメールの解説はやめますが、日本人好みの繊細な画風は何とも言えません。今月末から、東京の国立新美術館でフェルメールの「牛乳を注ぐ女」が展示されます。見に行くだけの時間のゆとりはありませんが、見たい作品の一つではあります。

 落選中の候補者には絵画や映画、読書ですら、それらを楽しむようなゼイタクは許されません。ひょっとしたら、当選しても引退するまではできないかもしれませんね。でもまあ、それは当選させていただいてから、悩むことにいたしましょう。皆さん!当選させてください!頼んどきます!

村尾信尚さん@ニュースZERO

2007年9月18日

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2007年9月22日