お見舞い
(中小企業経営者の勉強会で講演中の周平)
昨日は、街頭でのビラまきや支援者周りの後で、大阪の中堅・中小企業経営者の勉強会で講師をしてきました。講師と言っても、むしろ質疑応答の中で、教えてもらうことの方が多いので、依頼があればできるだけお受けしています。昨日も、現場でご苦労されている経営者の皆さんのコメントで勉強になることがいくつかありました。皆さん、常に具体的な考え方なのですね。私はまだ頭デッカチなのか、抽象的なアプローチが多いようです。
今日の夕方、日赤病院に入院されている支援者のお一人をお見舞いにいきました。少し前に、私の母親がお世話になったり、父親も入院したことがあり、日赤病院には親しみを持っています。お医者さんも看護師さんも素晴らしい方ばかりで、混んでいるのも已むを得ません。
私はまだ入院をしたことがないのですが、お見舞いに行くたびに健康の有難さを思います。父親が入院したときは、高度医療の手術でしたが、健康保険の制度のおかげで、個人の負担はほとんどありませんでした。国民皆保険のしくみはほんとうに有難いものです。
年金では、政府の失策が表に出て、国民の怒りを買っていますが、健康保険は老人医療の分野で課題があるものの、今はまだ信頼できますし、助かっています。今日お見舞いした方は、手術の経過も順調で、来週にも退院できるとのことで、笑顔でお元気そうでした。
いつのタイミングでお見舞いに行くべきか、けっこう悩みます。患者さんからすれば術後のしんどい時に来てもらってもたいへんでしょうし、でも、自分が入院した経験がないのでよく分かりません。今日の方は、退院前なので話相手があっても良かろうと思い、出かけました。私より少し上の世代の彼も高度医療の手術を受けられ、政府から多額の援助を受けた形になります。「残りの人生で、社会にお返ししなければ。」とおっしゃっていました。重みのあるお言葉でした。
人間ですから、いつ何が起きるか知れません。私自身、この先入院することもあり得ます。そうならないように健康管理に気をつけますが、健康保険の制度が安心できるものとして長続きするよう政策の勉強もしっかり頑張ります。