和田秀樹さん
昨日は、朝7時から8時半までJR和歌山駅で街頭演説。そのまま、「幸福を呼ぶ濃紺のパッソ」で関西空港に直行しました。普段は和歌山駅から出るリムジンバスを使うのですが、ギリギリまで演説をしたいので、ぜいたくをしてしまいました。
正午から、「放送と通信の将来を考える勉強会」(座長:ボストンコンサルティング御立尚資代表)に出席するため、9時55分発の全日空機に飛び乗りました。最近は東京にめったに行くことはなく、和歌山で地道な活動を中心にしていますが、私の「売り」は何と言っても「政策」です。最前線の情報と政策の動向は常に知っておかなければなりません。
放送と通信の分野はこれからの日本経済の要です。情報処理システム開発課長やメディアコンテンツ課長としてこの分野に深く関わってきましたので、日程をやりくりして参加してきました。大学の先生のほかソニーやNTTドコモ、楽天などの関係者も大勢参加されており、いつも刺激をいただく会です。
午後は、IT関係の企業で情報収集したり、日本経済研究センターの小島明会長と日本経済について意見交換をしてきました。午後7時からは、経済評論家の波頭亮先生が座長を勤める「21世紀新文明構想研究会」に出席。メンバーでもある精神科医で評論家の和田秀樹さんが講師でした。
和田さんとは文化戦略会議で知り合って長いお付き合いをしていますが、何百冊も著書のあるユニークな方です。専門の医療分野のほか、予備校ビジネス、大人の教養関係の著作がベストセラーになっています。
昨日の講演は専門の「高齢社会に向けての医学教育改革」でした。日本では、きちんとした老年病のカリキュラムも病院もないということでした。コレステロール値が少し高いくらいが長生きするという知見や、お年よりは薬を分解する力が低いので少しの薬で足りること。それなのに、現場ではそのような知見を生かさずに無駄な薬をばらまいているそうです。大学病院がたくさんある都道府県ほど平均寿命が短いと言うショッキングなデータも見せてもらいました。
選挙の準備と政策の勉強と。どちらもたいせつなのですが、、、、。できる限り、バランスを取って当選に向けてがんばります!