東京ミッドランド
(東京ミッドランド北側の公開空地からのながめ―撮影岸本周平)
昨日は、医療政策の研究会があり、1ヶ月ぶりに上京しました。日本医学会の矢崎義雄会長のレクチャーを聞き、日本の医師不足の厳しさを改めて認識しました。病院の勤務医の勤務条件のたいへんさは新聞などで最近よく見ますが、現場はほんとうにたいへんだそうです。
政府は医者が増えると医療費が増えるという根拠のない理由で医師不測問題に正面から取り組んでいません。和歌山、とくに紀南での医師不足は安心して暮らせないところまで来ています。これも、政権交代で解決しなければならない重要な問題です。
忙しい在京中でしたが、ミーハー振りを発揮して、少しだけ「東京ミッドタウン」に行ってきました。先日の大阪での勉強会で、財界の皆さんが「ぜひ行って見てこなくてはだめですよ。」と勧められたこともありましたし。
やはり、すごいです。猥雑な六本木の街の中に、東京ミッドタウンはそびえ立っていました。道路の反対側の昔ながらの街並みとの対比がなんとも言えずアンバランスでおもしろかったです。
注目すべきはビル群の北側に広がる公開空地の緑です。植樹された木々はまだ若いですが、10年もすればちゃんとした「森」になるでしょう。緑の中の安藤忠雄さん設計の美術館「21_21DESIGN SIGHT」がすでにその存在感を示していたのには感激しました。
そして、平日の夕方前の時間なのに、人人人です。お店の前には行列。美術館も人の渦ができていました。これだけお客が来れば、どんな商売も成功しそうです。ということは、、、和歌山で成功している飲食のお店は、厳しい条件で勝ち残っているので、東京に出れば成功は間違いなしです。頑張りましょう。