応援弁士
(応援演説中の岸本周平)
県会議員選挙も中盤に差しかかってきました。各陣営では個人演説会を行います。公民館や小学校の体育館を借りて、地区ごとに行います。人によっては、一日1ヶ所でコツコツとやるケース。または、一日に2,3ヶ所で掛け持ちでやる場合もあります。
私も、民主党の公認、推薦の議員候補から応援弁士を頼まれて、連日走り回っています。1ヶ所だけならよいのですが、2ヶ所以上回る場合は、気を使います。演説会のスタートが遅れたり、候補者が到着しないので、演説を長引かせなければならないこともあります。
演説会場間の移動は自動車ですが、交通事情によっては思わぬ渋滞に巻き込まれることがあります。和歌山のような地方都市でも渋滞が多いのには驚かされます。むしろ、公共交通機関が発達していない地方都市であるがゆえに車文化圏になってしまっているのです。一家に一台どころではありません。生活の便利さのためには一人一台くらいの感じです。もちろん、経済的な問題もありますから、軽自動車が主体です。
朝夕は幹線道路は渋滞します。これに巻き込まれるとたいへんです。一昨年の自分の選挙の時は、一晩で3ヶ所以上の個人演説会がセットされていました。候補者は「タマ」ですから、勝手に運ばれてはしゃべらなくてはなりません。自分の意見を言うような立場ではありません。むしろ、会場の設営をしてくださる方々のご苦労を思うと、言いたくても言えません。しかし、3ヶ所も回っている間に、渋滞の影響や握手が長引けば、スケジュールがグチャグチャになってしまいます。その意味で、応援弁士としては迷惑をかけないようにスケジュール管理をして、無理をしないようにしています。
応援弁士は候補者よりも気は楽ですが、候補者よりも目立ってはいけませんし、さりとて、聴衆の皆さんをたいくつさせては申し訳ありません。けっこう、難しい役回りです。私は、演説の技術的なことよりも「候補者を応援している周平の熱い思い」を聞いていただくよう心がけてしゃべっています。
今日も、有難いことに一軒、お座敷がかかりました。しかし、昨日、いささか興が乗り、長々と演説して、候補者よりもたくさん演説してしまいました。今晩、会場に入るやいなや、昨日と同じ候補者本人から「周平さん!今日は短めにしといてよ!」と釘をさされてしまいました。反省したので、昨日の半分の10分で済ませました!