2023年6月30日
天災は忘れた頃にやってくる
物理学者の寺田寅彦の言葉として、「天災は忘れた頃にやってくる。」と伝えられています。
最近は、全国各地で地震が頻発し、気候変動のため大きな台風、大雨の被害も多く、忘れる暇もないほどです。
6月の台風2号による大雨では、県内各地で被害が発生し、6月議会にはそのための補正予算を議決してもらいました。亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、被災された皆さまにお見舞いを申し上げます。
これから本格的な台風シーズンを迎えますので、県民の皆さまには災害への備えをお願いします。
県では、「和歌山県防災ナビ」というアプリを配信しています。このアプリには、避難先の検索とルート表示、気象情報や避難情報等のプッシュ通知、河川水位情報・土砂災害危険度情報の表示などの機能があります。
さらに「防災備蓄計算」機能を新たに追加しました。ご家族の人数と備蓄日数を入力すると災害時に必要な水、食品、衛生用品などの備蓄品のリストと数量がわかります。この機会に避難場所や備蓄品の確認を行うなどご家族で話し合ってください。
アプリの他に、「防災わかやま」というホームページでは避難情報や避難所の開設状況、気象情報や土砂災害警戒情報、通行規制、地震・津波の情報などをリアルタイムで確認できます。
災害が発生した時には「和歌山県防災ナビ」や「防災わかやま」のほか、必要な様々な情報を入手し、早めの避難をお願いします。