忘年会が終わったら、今度は新年会です。昔ほど、大酒を飲んで、騒ぐことはなくなりましたが、やはり、日本人は集まってお酒を飲むのが好きなようです。今日から、公式の「新年会」がスタートです。

　今日は、東京の調布市にある和歌山県学生寮のOBが集まる新年会があります。昨年、学生寮の創立５０周年記念パーティーをやってから、OBで集まることが多くなりました。大学生として、初めて故郷を離れて、同じ釜の飯を食った仲間のつながりは特別なものがあります。キャンパスは別々でも、生活が一緒でしたからね。学生寮でお酒の呑み方を覚えた連中ばかりです。

　今月中旬までは連日新年会で、一日に何件か掛け持ちしなければならない日もあります。労働組合の新年会は「旗開き」と言います。新年会ではありませんが、柔道の寒稽古とその後の「鏡開き」やお茶の「初釜」にも顔を出します。

　「今年はどんな年になるのだろうか？」と、一人ひとりが希望と期待をふくらませて、新年会に集まって来るのでしょう。確かに、忘年会とは違う雰囲気ではあります。

　それにしても、今の若い人は静かにお酒を呑みます。私達の若いときは（オジサンモードですみません）、宴席でビールかけをして、畳がびしょびしょになって、お店の人に怒られたり、、、。もちろん、裸踊りは当たり前という時代でした(それは周平さんだけでしょう。そうですか、すみません。）。

　あれは高度経済成長の余韻の残る「時代」がそういうお酒の呑み方をさせていたんだと思います。大学生になったばかりで、お酒の呑み方も知らない頃は、呑むたびに悪酔いして、みんなで吐きまくっていましたね。馬鹿でしたね。今日の学生寮の新年会は、皆さんどんな呑みかたをするのか、楽しみです。今から、出かけます。