2006年9月7日
和歌山東ロータリークラブ卓話
今日は和歌山東ロータリークラブに招かれて卓話をさせていただきました。ロータリークラブなので、政治向きの話はご法度です。肩書きも「中央大学大学院客員教授」として、「日本経済の復活―トヨタの秘密」と題した経済の講演をしてきました。
幸い、大学の先生をしていますし、トヨタ自動車に勤務していた際に、国内はもとより、中国、タイ、インドネシアなどのアジアの工場も体験してきましたので、経営者の方が多いロータリークラブでは重宝されています。いくつかのクラブには呼んでいただきました。
役人時代にも和歌山で経済の講演をする機会たくさんがありましたが、落選して少しは苦労したおかげで、今の方が、経営者の皆さんの求める情報をお話しなければという意識が強くなっています。役人時代は自分の語りたい話をしていましたが、今は、経営者の方がどんな話が聞きたいのか、聞きたい話をするように心がけています。
これまでも、経済学には自信がありましたが、それだけでは聴衆は寝てしまいます。2年弱とはいえ、奥田前会長のお膝元でトヨタ自動車の社内の空気をかぎ、門前の小僧として勉強してきましたので、それが肥やしになっているような気がします。
中央大学からは客員教授の肩書きをいただいているので、中立的な立場で講演もさせていただけます。政治がらみの「ミニ集会」もお願いしますが、「経済の勉強会」でもなんでも出前でやりますので、超党派の集まりにも是非とも呼んでいただきますようお願いします。