西水美恵子さん「あなたの中のリーダーへ」
(西水美恵子著「あなたの中のリーダーへ」英治出版)
今日、元世界銀行副総裁の西水美恵子さんから、ご近著「あなたの中のリーダーへ」が届きました。
電気新聞のコラム「時評ウエーブ」に投稿されたエッセイ集です。
私は、2009年の衆議院選挙当選後、ご縁があって、西水さんの知遇を得ました。
彼女はプリンストン大学の助教授をされていたこともあり、プリンストンに赴任した時からお名前は存じ上げていました。私がプリンストン大学にいた頃は、彼女はすでに世界銀行で活躍されていましたが、お目にかかる機会はありませんでした。
西水さんが2009年の春に出版された「国をつくるという仕事」を読んで、ぜひお目にかかりたいなと思っていたら、ご紹介いただくことができました。
何だか、「セレンディピティー」の格好の事例みたいですね。
どちらの本も、ブータンの雷龍王四世をはじめとする先生を模範として、女性差別があったり、上から目線で援助活動をしがちだった世界銀行改革のお話が中心です。
昨年、「新婚旅行」で来日されたのは新国王の雷龍王五世でした。私たちは、おかげさまで、ブータンが「国民総生産量よりも国民総幸福量を大切にする国」であることを知っています。
世界銀行の官僚的な組織文化を変えるために、ご自分も含め、職員に途上国の貧村に家族扱いでホームステイする「貧村没入計画(Villege Immersion Program:略してVIP)」を実行されたお話は感動的です。
私は、電気新聞のエッセイも読んでいたのですが、改めて、通読しますと、どのエッセイも感動して涙が出てくるのです。
西水さんもエッセイの中では、涙、涙の「泣き虫」さんなのですが、読んでいると、なぜか目頭が熱くなるのです。それは、かわいそう、、、というのとは真逆の感動の涙なのです。
ぜひ、興味を持たれた方はお読みください。
私は西水さんのことは、いつも「美恵子姉御」とお呼びしています。頼れる姉御なんです。
普段はご主人とバージン諸島に住んでられるので、なかなか日本ではお目にかかれません。
近況は姉御のfacebookでフォローしています。一度、のぞいてみてください。素敵な姉御ですよ。
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。