麦の郷ソーシャルファームピネルのバンド「クラウディアハウス」の演奏
(「クラウディアハウス」のメンバーと一緒に記念撮影。)
共同作業所「麦の郷ソーシャルファームピネル」で働く精神障害を持った青年たちがバンドをつくりました。名前は「クラウディアハウス」です。
オリジナル曲も演奏しますし、70年代のロックもカバーします。
演奏を聴いているかぎり、障害を持っていない青年たちのバンドと何ら変わったところはありません。
先週も、和歌山県主催の「ふれあい人フェスタ2011」のステージで演奏してくれました。県の担当課長さんが、わざわざ、テレビ局の方に、「障害を持っている青年たちのグループなんです。」ということを説明していました。
夕方のニュースで、きちんと説明してもらいたいという趣旨です。
このブログでも、精神障害の方々の雇用や生活の場の確保のための運動を紹介してきました。映画「ふるさとをください」や、イタリア版「ふるさとをください」とも言える「人生、ここにあり!」も宣伝してきました。
「麦の里」の利用者さんで、13組のカップルが結婚しています。
長い間、精神病院に入院していた方々です。「クラウディアハウス」のメンバーもそうですが、実名で、障害のあることをオープンにして活動をされています。
日本では、精神保健の分野は、まだまだ遅れています。
そんな中、「麦の里」は和歌山発信で、民間の活動が全国をリードしている素晴らしい例です。田中秀樹理事長や伊藤静美理事のリーダーシップには敬服しています。
浪人中から、精神保健の勉強をさせてもらってきましたが、「クラウディアハウス」の演奏を聴いて、もっと頑張らねば!と覚悟を固めました。
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。