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2006年6月25日

牧宥恵三昧画・高野山アンコール展


 昨日、牧宥恵さんの「三昧画・高野山アンコール展」を観てきました。宥恵さんは、日大芸術学部中退の後、インドに遊学し、思うところあって出家得度されます。そして、現在は和歌山県の根来寺に画房をかまえておられる画僧としてご活躍中です。   本物の(!?)仏画の展覧会も観たことがありますが、それは素晴らしいものです。今回の展覧会は、「心のほぐし絵」です。かわいくてちょっぴりセクシーな観音さまやほのぼのとしたお地蔵さまの絵に一言二言、宥恵さんからのメッセージが描かれているものです。「ゆったり のんびり」とか「もらおう心 くばろう心」、「かまえるな ゆるめるな」といった言葉です。 
  これらの文章の始まりは「ともあれ、ひとつ、ひとつ」だったのだそうです。この言葉は根来寺の画房で作業する自分を戒めるために、和紙に書いてピンでとめたのだと聞きました。仏画を買われた方が、「その文章よいね。その言葉書いてくれませんか。」とおっしゃたので、いわば「グリコのおまけ」みたいなものとしてスタートしたとのこと。 
  宥恵さんの「心のほぐし絵」からは、観ているうちに、こちらの心の肩こりが取れていくような不思議な時間と空間をもらえます。展覧会は、和歌山中の老若男女が集うかのような賑わいでした。
  宥恵さんに出会ったのは、昨年、選挙のために和歌山に帰ってから、ドブ板選挙活動をしているときでした。まだお付合いが短いので、こんなに大勢のファンがおられるとは知りませんでした。宥恵さんのような不思議な人が住んでいる和歌山の奥深さを思い知りました。ちなみに、宥恵さんは富山出身です。 
 宥恵さんは、また酒脱なお人柄でも有名で、お坊さまなのにお酒も呑むし、タバコも吸われます。展覧会の裏方をしておられる方に聞くと、すごくおもしろいお酒だそうです。ぜひとも、近々、お酒のお供をしたいものです。 
 展覧会でご著書を1冊買いました。宥恵さんは「岸本周平様 いいことあるよ」とサインしてくださいました。


 (参考)宥恵さんのHP  http://www.naxnet.or.jp/~u-kei


 


 

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2006年6月26日